子どもに「学校へ行きたくない」と言われたら、休ませる!
子どもに「学校に行きたくない!」と言われたら、
「なんで?理由は?」「学校はイヤでも行かなくちゃいけないよ。」など
言いたくなってしまいませんか?
私は言ってました。
でも、大事なのは子どもの気持ちに寄り添ってあげることなのです。
子どもが語る「理由」が大したことではないように思えても、頭ごなしに否定しないほうがよいでしょう。否定されたり、叱責されたりすると、子どものなかで「わかってもらえない」という気持ちだけがふくらんでいきます。
「登校しぶり・不登校の子に親ができること」 下島かほる氏監修
学校への行き渋りは毎年増加しています。
文部科学省 令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査より
この調査からは不登校者数の増加を見ることができます。行き渋り(不登校ほどではないけど学校を休みがち)の児童生徒数は不登校者数の数倍とも言われていますので、「学校に行きたくない」は珍しいことではなく、誰にでもおこりうることなのかもしれません。
文部科学省は不登校の定義を「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にある者(ただし、『病気』や『経済的理由』による者を除く)で年度間に連続又は断続して30日以上欠席した児童生徒」としています。
うちの子の場合(小学校低学年)
幼稚園卒園1か月前に新型コロナウイルスによる休校対応が全国でとられました。楽しかった幼稚園が突然の終わりを迎えます。その後、小学校の入学式はありましたが、休校。分散登校がはじまり夏休み明けにやっと通常登校になりました。
突然、その日はやってきた。
おなかがいたい。
最初は小1の夏休み明け。
その後、そんな日がすこしづつ増えてきました。
きょうはおなかがいたいから、学校やすむ
え?休むの? 休むほどじゃないでしょ?!
それでも治らない、おなか
うちの息子は比較的お話するのが好きな方なので、ふだんから学校でのできごとは話してくれます。こんなことあったよ、こんな遊びしてきたって話の中に「〇〇さんがいやなことしてきた。」など楽しくない情報もありました。
そんなにひんぱんにイヤなことがあった話はしないので、私は大したことではないと思ってました。
先生に電話で相談したこともありましたが、「問題行動は見当たらない。」とお話もいただいていました。
私は息子が話してくれるたびになだめすかしていました。
もちろん、病院にも行きました。
「便秘かな?」と検査していただいたり、(毎日、トイレで出していても便秘の子もいるとのこと)「腸がよく動いているからそのせいかな?」と整腸剤を処方していただき、毎日飲み続けていました。
まとめ
こどもに「学校を休みたい」と言われる日が続くと、このまま不登校になるかもと不安に思うと
なんとか学校に送り出したくなる気持ちは分かります。
でも、まずは子どもの気持ちを第一に考えて、
「休みたくなるようなことがこの子に起こっている」
と思ってあげられるといいですよね。
こう書きながら、自分自身に言い聞かせてます
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