小3だったの息子の登校渋り、不登校の経験談を親の目線で書いてます。
不登校、登校しぶりの子の親の本音
学校に行かないと、この子の将来が心配。
学校に行くのが当たり前、行かないことは不安。
私と同じように、こんな風に思っている方はいますか?
子どもが学校に行かなくなるとお母さん、お父さんはイライラしたり、気分が落ち込んだり。
その奥には、子どもが学校に行かなくなることでの不安が隠れていることが多いのです。
子どもと自分は別人格だと親が自覚すること。
よく言われていることですが、今の子どもたちが大人になったときには私たちが経験してきた世界と大きく変わることが想像できます。
携帯電話を学生が使うようになったのは私が大学時代。
今の子は生まれた時から、スマホを使いこなし、2歳くらいの子でも画面をスワイプできてしまう。
この子たちが大きくなった時の未来を予想するのは難しいのです。
「学校に行く」こと以外にも幸せに生きていける道があるのではないでしょうか?
でも、考え方はひとそれぞれ。
今までの自分の価値観を変えることはなかなか難しいです。
親がやりがちなことは親の価値観を子どもに押し付けること。
子どもにも「別の人格がある」という意識が必要なのかもしれません。
子どもの考えを聴き、尊重する。
そうすることで自分がラクになり、子どももラクになることもあります。
上手な「あきらめ」が気持ちを軽くする
コースに戻そうとしても戻らない、戻りたがらない子どもに。言いようのない焦りを覚えるかもしれません。けれど、戻そうとしているコースが唯一の道なのでしょうか?
「登校しぶり・不登校の子に親ができること」 下島かほる氏監修
親が子どもへ何も言わないということではありません。
子どもへ何か伝えたいことがある場合には、子ども自身が選べるように「提案」してあげましょう。
提案する内容やタイミングも子どもの状況に応じて変えていくことが大事ですね。
うちの場合(小学校低学年)
私がしていた息子への対応は、息子の気持ちを考えずに本当によくない対応です。
行き渋りしはじめた 小1の秋~小2のおわりまで
お腹がいたい。学校やすみたい。
病院へ行ってみてもらおう。
お薬(整腸剤)飲んで、学校へ行って!
この当時は息子が「お腹がいたい。」といえば、お腹が痛くなくなれば学校へ行くだろうと考えていました。だから、お腹が痛くなくなるにはどうしたらいいのかばかりを考えていたように思います。
息子のココロを考えていませんでした。
「休んでいいよ。」なんて心から言えません。
私は学校は行くものだと思っていたから。
すると、息子は泣いて「おなかが痛い。学校をやすみたい。」と言うようになりました。
この頃から私のなかで、「この子は学校を休みたい理由が別にあるんじゃないか?」と思うようになりました。
夫とも何度も話し合いました。
夫は学校に行きたくないなら行かせなくていい派。
だから、私の息子への対応については意見が分かれました。
子どもはどこで安心すればいいの?」
↑夫から言われた言葉です。
今思うと、私は自分の不安(学校を休みがちになると不登校になるんじゃないか?など)を息子にぶつけていたのでした。
少しづつですが私は息子のココロについて考えるようになりました。
「学校を休みたい。」といった日は休ませる。
「オンライン授業にも出たくない。」といった時は出ない。
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