小3だったの息子の登校渋り、不登校の経験談を親の目線で書いてます。
不登校の子の回復期とは?
長く家にいた子どもが再登校を始めることです。
子どもが学校のことや勉強のことを普段の会話で自分から話し始めた時などが
再登校できるきっかけになることが多いです。
学校行事も「本人が行こうかな?」と思えるきっかけのひとつ。
「行く」「行かない」は本人にまかせても、行事の日程などは本人に話しておくことも
きっかけづくりの一つです。
子どもが「学校に行ってみる」といった時に気をつけたいこと
子どもがずっと家にいて不登校の状態。
そんな状態を長く経験してるおかあさん、お父さんにとって
子どもが「学校に行ってみる」と言い出したら、大喜びしたいのは分かります。
でも、大喜びするのはココロの中に秘めておいて、
子どもの前では冷静に普段の通りに心がけましょう。
親が大喜びしていると子どもは「失敗できない」というプレッシャーがかかります。
(学校に行けない子(自分)はダメな子、学校に行ける子がいい子だ)
と思うことになりかねません。
ここはゆったりどっしり構えましょう。
登校にはいろんな方法がある
子どもが登校を考え始めたら、どのような登校をするのか子どもと相談しましょう。
- 午前中だけの登校
- 午後だけの登校
- 保健室登校 など
その後は学校へ相談。子どもの希望通りに登校できるよう協力をお願いします。
うちの場合(小学校低学年)
スクールカウンセラーから出された息子への課題
↑スクールカウンセラーとの初期のやりとりについて過去に記事にしています。
よかったらどうぞ!
その前に息子に今の状況について話をしてくれました。
息子はスクールカウンセラーと面談して
「学校に登校する練習をしましょう」と提案されました。
息子はクラスメートの嫌がらせによる
精神的なストレスからずーっと腹痛が続いていました。
ストレスの原因はスクールカウンセラーと担任の協力で取り除いてもらって
その説明も受けたけど、息子には本当に嫌がらせされないのか?
わからない状況でした。
ホセ君、お腹が痛いのはこれからもしばらく続くと思う。
そんなすっきりとすぐには良くならないから、
おなかが痛くても毎日朝から登校をすること。
登校できてしんどかったら早退はしても大丈夫。
遅刻じゃなくて、なるべく朝から行けるようにすること!
わかった~。
と、いい返事はしたもののなかなかしんどい状況が続きます。
復帰初日は、途中まで行って引き返す
「朝、お腹が痛い」と言う息子を説得して
登校をするためにお友達との待ち合わせ場所に私も一緒に向かいました。
おなかが痛いからとノロノロゆっくり歩きすぎて友達の集団から遅れます。
お友達に先に行ってもらい、私が息子の登校に付き添うことにしました。
以前のわたしなら
「早く歩かないとお友達を待たせて迷惑かかるよ」
なぁんて言ってたと思います。
おなかが痛そうに体を丸めて歩く息子を見て、
(そこまでして登校させる必要があるのか?)考えていました。
家から歩いて500メートルほどのところで息子がしゃがみこんで
「やっぱり学校行けない。」
と・・・。
「え?カウンセラーの先生と約束したのに学校行かないの?」
なんてことを言ったような気がします。
ほんと私はダメ母です。
今なら、
お腹が痛いのにここまで来れて頑張ったね。
って言ってあげたかったなぁ。
結局、復帰初日は500メートルほど歩いてすぐに引き返してきたのでした。
まとめ
うちの場合は息子が「行ける」サインが見えてない状況で進み始めたので、
無理やり登校を仕向けているようで毎日がつらかったです。
ただ、息子が信頼していた第三者(スクールカウンセラー)が介入してくれたことで
うちの場合はいいきっかけになったのだと思います。
こんな回復期のはじまりもあるんだなぁと知ってもらえたらうれしいです。
不登校からの回復期のサインも人それぞれ。
「行こうかな」と子どもが言い始めたら
あわてず騒がず、いつものお母さん、お父さんで接してあげてくださいね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
現在はZ会の中学受験コース小4コースをヒーヒー、
ブーブー言いながら 息子と二人で取り組んでます。
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