10月10日は世界メンタルヘルスデーに思うこと
tacco
今回は私の思うことを
この記事にしました。
当日の新聞を読むまで私は知らなかったのですが、
10月10日は「世界メンタルヘルスデー」だったんですね。
世界メンタルヘルスデーとは
世界精神保健連盟が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。
その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。
厚生労働省より
世界精神保健連盟が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。
その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。
厚生労働省より
近年、こころの病気は増えていて、生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。
クラスが30人学級だったら6人はいるかもしれないということ。
それくらい身近なことなのです。
私はかつて一般企業でもキャリアカウンセラーとして働いていましたが、
(メンタル不調の方がこんなに多いのか!)
と思ったものです。
大人の世界でも「自分はメンタル不調だ!」と言える人は少ない。
ただメンタルの不調はなかなか、外には大きな声で言えないのが今の世の中。
風邪をひいて休む時は、「今日は風邪で休みます。」
と言えるのにメンタルが不調の時にはなかなか言えないことが多いです。
大きな声で言えない理由の一つは「周りの人の理解不足」です。
「うつ病」だと聞いたら、「あいつは使えない」など、
その人自体を否定してしまうような、心ないことをいう人も事実います。
その人自体を否定してしまうような、心ないことをいう人も事実います。
メンタル不調は「ココロの風邪」で誰でもなりうる。
私はこれを声をだいにして言いたいと思っています。
子どもは「メンタル不調だ!」と言えるのか?
子どもはまだまだ大人からしたら未熟で、表現方法も限られています。
「学校に行かない。」「学校に行けない。」は子どもにとっての表現方法の一つです。
オトナのように「最近、ふさぎがちで落ち込みがひどい。」なんて表現できる子は
少ないと思います。
だから、
「学校に行かない!」
「学校に行けない!」
ということになるのです。
そう考えると、「自分はメンタルが不調だ!」と言えている子は言えない人(・・・大人も子どもも含めて)よりも周りに助けを求めることができる、生きるパワーがあるのだと私は思います。
メンタル不調になるのは大人も子どもも変わらない
オトナのメンタル不調の人と接していた時に思っていたことは、
「なぜ、メンタル不調の原因が自分ではっきりわからないのか?」
原因がわかったら、
職場で改善できることがあるのかもしれない
=その人の悩みは解消できる
=不調がよくなる
=職場復帰できる
=その人の悩みは解消できる
=不調がよくなる
=職場復帰できる
と当初、私は思っていました。
でも、ほとんどの場合このような公式に当てはまらず。
本人が(これ!)って思えるものが思い当たらず、いつの間にか
しんどいってこともたくさんありました。
しんどいってこともたくさんありました。
さて、子どもの場合「学校に行きたくない」「学校に行けない」となると
「なぜ行きたくないのか?」と周りの大人は理由を聞きたくなります。
はっきりとした理由がある子・・・
- いじめがある、
- 仲間外れされる、
- 先生がこわい、
- 給食を食べたくないなど
いると思いますが、
はっきりとした理由がわからないけど、でも「学校に行きたくない」子もいます。
本人も(これ!)ってわからないのに「学校に行けない」
そんな子もたくさんいます。
メンタル不調の「理由がわからない」人は、日々の小さな傷が積み重なって、
大きな傷になってしまっているのだと思います。
話が長くなりましたが、
メンタル不調の人(大人子ども問わず)に
その原因をしつこく聞くことは(なんで自分のことなのにわからないんだろう)と
追い詰めてしまうことになります。
tacco
ありのままを
受け入れてあげたいですよね。
世界メンタルヘルスデーだったので最近、私が思うことを記事にしました。
微力な私ですが、誰かの目に、ココロに留まればうれしいです。
読んでいただいてありがとうございます。
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