小3だったの息子の登校渋り、不登校の経験談を親の目線で書いてます。
登校しぶり、不登校の親は「育て方が悪かった」と後悔する必要なし!
子どもが不登校や登校渋りになったら、
お母さんお父さんは1度くらいは思ったことがあるかもしれません。
育て方が悪かった・・・
わたしのせい。
自分を責めてこんな風にお母さん、お父さんが思っていませんか?
- 甘やかしすぎたのか
- 仕事を優先にしすぎた
- 夫婦仲が悪くてこどもに心配をかけていたのかも
- 干渉しすぎていた
登校渋りや不登校には育て方を含めた家庭環境、子ども自身の特性や学校の環境、社会的な風潮などさまざまな要因が複雑に絡み合い影響を与えています。子育てだけを問題視しても今さら戻ってやり直すことはできません。
「登校しぶり・不登校の子に親ができること」 下島かほる氏監修
昔の人は上手に言ったもので・・・
後悔先に立たず。
後からああしておけばよかった、こうしたおけばよかったと、悔やんでみても取り返しはつかない。
そう!今のこの苦しくて、胸がキューっとつらくなる状況は
過去のことを後悔しても何も何も変わりません。
後悔したことは「今」に役立てていける!
後悔している反省点があるなら、今からそれを見直してみることは大事です。
自分が気付いてできることがあるなら、今から改善していきましょう。
また、なかなか一人ではすぐに改善できないことなどもあるかもしれません。
そんなときは子どもにそんなお母さん、お父さんの状況を説明してあげてみてもいいのかもしれません。
保育園や幼稚園、学校に通っている年齢の子なら全てはわからなくても分かろうとしてくれます。
なぜなら子どもはお母さんとお父さんが大好き。
あなたも大好きなひとのことわかってあげたくなりませんか?
それと一緒です。
子どものいいところを思い出してみよう!
子供とずっと一緒にいると、ダメなところや直して欲しいところばかりが目についてしまいます。
できないことばかりが目に入ってしまう。
いいところがない子なんていません!
普通のことと思われることでもできていたらそれでよし。
- ご飯をちゃんと食べられる
- 夜、眠れる
- 朝、起きれる
- お風呂に入れる
- 友達とは遊べる
- ひとにやさしくできる
- 折り紙が好き
- 絵を描くのが好き などなど
学校に行くことだけが、子どもが大人になるうえで大事なことではないはず。
今の子どもができること、褒めてあげたいところを思い出してみましょう。
できることもできないこともひっくるめて、その子なのです。
あなたが育ててきた子なのです。
うちの場合
うちの子が登校しぶりになり不登校になった時、私は自分のことを激しく責めました。
自分の育て方が良くなかった何がいけなかったのかそればかりを毎日考えていました。
- こんなお母さんに育てられなかったら、この子は学校に行けていたのかもしれない。
- 私じゃなかったら、すぐに学校に通えるように導いてあげられるのかもしれない。
- 私じゃなかったら、もっと早い段階でこの子のSOSに気付いてあげられたのかもしれない
↓ そんな風に思い始めたら・・・
- 母親をやめたい
- この場所からいなくなりたい
ってなってました。
夫に話したら・・・
僕も一緒にしてきたでしょ?今までしてきたことを否定するなら、
ホセのすべてを否定することになるよ。ホセはいいところもあるでしょ?
私の場合は、育児にわりと協力的な夫がいます。
こう言われて救われました。
「ひとりじゃない」と・・・
私が「いなくなりたい」と言った時は
「お母さんがいなくなって、ホセが悲しまないと思うの?」と。
夫のお母さんはすでに他界しています。
亡くなったときの夫の落ち込みを間近で見ていたのでこの言葉は説得力がありました。
仲良しのママ友①に話したら・・・
息子が3歳のころからの仲良しママ友に話したときは・・・
「子育ては、思い通りになんてことはないよ。
少なくとも、私が知っているホセくんはいい子に育ってる。
育て方が間違ってるなんてことないよ。」
仲良しのママ友②に話したら・・・
息子が0歳の時からの仲良しママ友に話したときは・・・
「振り返って子育てしてた自分を思い出してみて。
その時、その時で精一杯できることしてきたでしょ?
他にやり方あった?」
いろんな人に苦しい気持ちを聴いてもらって
「子どもが学校に行かない、行けない」は私を徐々に追い詰めていきました。
今、この記事をまとめながらでも泣けてしまうつらい出来事です。
でも、周りの人に話したらみんな受け止めて、話を聴いてくれました。
この記事を読んでくださってる方でも同じように胸が締め付けられるような
状況にある人もいると思います。
お母さん、お父さんの元気がなかったら、子どもを支えてあげることはできません。自分のことも大事にしてくださいね。
あなたはひとりじゃない!
応援しています。
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