小3だったの息子の登校渋り、不登校の経験談を親の目線で書いてます。
不登校の子が再登校を始めるときに、 学校と相談して決めておきたいこと
子どもが再登校を始めることを決めた時、
いきなり通常通りの登校ができる子はほとんどいません。
長く休んでいた子ほど、学校へ行くことに不安を感じています。
そのため、学校に行くことになれるように、どのように登校を始めるのか
学校と相談しなくてはいけません。
学校と相談する前に、前もって子どもと話し合いをしましょう。
学校側もすべてを受け入れてくれるか分かりませんが、
子どもの希望を知っていくことは大切です。
1.学校に行く「頻度」と「時間」
毎日行くのか?週3でいくのか、週に1回行くのか?など、どのような頻度で行くのかを考えます。
また、1時間目だけ出席するのか?午後から出席するのかなどの時間も決める必要があります。
学校によってはクラスメートの下校後の放課後、
宿題の提出に行くという方法をとられていることもあるようです。
好きな科目を選んで登校するということもできます。
本人の得意なものや好きな科目から、まずは登校してみることもできます。
2.登校する場所
- 保健室登校
- 図書室登校
- 相談室登校
- 空きクラス登校
- 校長室登校
などなど、学校によってさまざまな場所に登校できるようになっているようです。
いきなり、クラスメートのいる教室に行くのはハードルが高いという子には
教室以外の別室登校がいいのではないでしょうか?
また、別室登校をした場合に自習をするのか?オンライン学習をするのか?など
どのように過ごすのかも相談が必要です。
3.学校にいるのがつらくなってきたときの対応方法
久しぶりの学校生活が始まると、緊張や不安、疲れなどから
子どもにとって「しんどい」ことが続くと思います。
そうなったときにどのように対応するのかも考えておきましょう。
- 保健室に行く
- 早退する など
子どもの希望を確認出来たら、学校側へ相談する。
子どもから再登校をする条件を聞き出せたら、学校へ相談をします。
担任の先生が原因の不登校でなければ担任の先生へ相談。
担任の先生が原因なら、学校で信頼できる
第三者(副担任、スクールカウンセラー、副校長、教頭、校長)
に相談してみましょう。
いよいよ再登校の準備が整いました。
当日は普段通り、送り出ししてあげましょう。
うちの場合(小学校低学年)
息子の再登校開始初日のことは
こちらで記事にしています↓
うちの子は学校へ再登校することを自分で決めたのではなく、
スクールカウンセラーに勧められてでした。
条件などもスクールカウンセラーに決めてもらったものを
息子が受け入れる形でした。
1.息子の学校に行く「頻度」と「時間」
毎日、朝から登校する約束でした。
時間は、いれるまでいること。
再登校はじめた最初のころは、朝から登校できず遅刻していく日もありました。
登校できても1時間しかいれない日が続きます。
2.息子の登校する場所
基本は教室に行くことになっていましたが、特定教科だけは保健室登校をすることになりました。
特定教科がきっかけで不登校になったためです。
スクールカウンセラーからの提案は、その特定教科を家で受けるのもよし、
校長室で受けるのもよしとしてくれました。
息子が自分で保健室を選びました。
保健室で受講した日はオンライン授業でした。
1時間しか受けられない日は、帰宅してもほとんど自宅でのオンライン授業は受けませんでした。
疲れていたんだと思います。
3.学校にいるのがつらくなってきたときの対応方法
しんどい時には保健室に行くことになっていました。
保健室の先生が息子の様子を見て、早退の連絡をくださったり、
保健室内でしばらく休ませてくださったりしていました。
息子にとって保健室は安全基地。
私も保険室の先生を全面的に信頼して、息子が保健室へ行った時には対応をお任せしていました。
普段の息子を支えてくださったのは、スクールカウンセラーではなく
保健室の先生でした。
だから、保健室の先生に背中を押されると「もう少し頑張ってみようかな」と
再登校始まってしばらくして頑張れる日が続きます。
まとめ
学校を長く休んでた子が再登校はじめるのはとてもエネルギーのいることです。
最初から完璧を目指すのではなく、小さい目標をたくさん成功させて
本人に成功体験をたくさん積ませてあげることは
本人の自己肯定感、(自分はできる!)が上がるのではないでしょうか?
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
誰かのお役に立てればうれしいです。
現在はZ会の中学受験コース小4コースをヒーヒー、
ブーブー言いながら 息子と二人で取り組んでます。
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