小3だった息子の当時のことを書いています。
子どもは学校を休んだ時も友達と遊んでもいい。
子どもが登校渋りや不登校になったときに友達と遊ばせてもいいのか?
私もこの壁にぶち当たった
一人です
私は不登校や登校渋りの子を持ったことのある、
お母さんお父さんに相談したこともあります。
ほとんどの方が
「遊ばせたほうがいいよ。」とのご意見。
それを説明できる本を読んだので一部抜粋してご紹介させてください。
心のピラミッド
こどもの健全な心の発達にはしっかりとした心の土台が形成されることが必要です。
底辺にあるのが「<人間のよさ>体験」です。「人間っていいなぁ」という体験です。学校教育以前の家庭生活の中で形成される度合いが大きくなっています。
2.心のエネルギー
「元気」や「意欲」のもとになる力で「やる気」をわかせる重要なものです。
チャージするために必要なことが3つ。
- 安心感(落ち着いて過ごせる、または見守られているという)
- 楽しい体験(人と楽しく過ごせる、または何かに自分が打ち込んで達成した)
- 認められる体験(周りから褒められる、または感謝される)
3.社会的能力
学校や社会の中で生きていくために必要な技術のこと。マンガで見る子どもがが「学校に行きたくない」と言ったら読む本 から抜粋
早稲田大学名誉教授 菅野純 監修
菅野先生は長年カウンセラーとして、
大学教員として数多くのお子さんにたずさわってこられたとか。
先生によると心のピラミッドはこのような階層からできています。
こころのピラミッドを見ると、「友達と遊ぶ」ということは
<人間のよさ>体験と心のエネルギーをチャージすることができるのではないでしょうか?
うちの場合(小学校低学年です)
「学校に行かない子はお友達と遊べません。」と対応したら、体調は悪化
息子が登校渋りをはじめた2年ほど前はコロナ禍だったこともあり
子供が放課後にお友達と遊んだりすることを控えていました。
コロナに対しての周りのご家庭の対応が
見えにくかったからです。
小学校へ入学して学校生活に慣れ始めたころ
児童館で友達と遊ぶ約束した!
数日後、友達と遊ぶのが楽しみで、
朝におなかが痛くても息子は頑張って学校に出かけて行ってました。
でも、それが1年ほど続きましたがおなかが痛くて頻繁に学校を休むようになりました。
学校を休んだら、友達と遊べないの??
そうだよ、学校を休んだら友達と遊べない。
(息子は友達と遊びたいから学校に行くんじゃないか)
と思い、遊ばせませんでした。(ひどいですよね)
学校にも行けない、友達とも遊べない息子はみるみる元気がなくなってしまいました。
おなかが痛いのは朝だけだったのに、
夕方まで長引き、行けていた習い事も行けない日が増えてきました。
お友達と遊ぶ日を増やしていくと体調がよくなってきた
息子の笑顔が少なくなってきたことで
息子の体調がよくなってきたら、平日の放課後は遊べることにしました。
今まで、息子が自宅にお友達を誘いたいと言っても
「コロナが心配だからダメ」と断っていたのですが、
相手のお母さんを知っている子だけ限定でOKを出しました。
相手のお母さんを知っていると
何かと安心だからです。
少しずつ息子の「楽しい」が増えていくと、もちろん笑顔が増えていったように思います。
まとめ
子どもが学校を休むと友達と遊ばせていいのか?は悩ましいことだと思います。
私は結果的には遊ばせて良かったと思っています。
ただ、学校を休んでいるのに遊ばせてしまうと相手の子によっては
「学校休んでいるのに、遊んでいるなんてする休みだ。」など、子どもにとって
つらい言葉をかけられることもあるかもしれません。
私もそれは覚悟し、息子に相手の子にそう言われたら
「<体調がよくなってきたから、遊べるようになった。ずる休みじゃないよ。>
と言えばいい、」と言ってましたが取り越し苦労でした。
一度もそんなことは言われたことはなかったです。
運がよかったのかもしれませんが・・・。
心の土台を安定させる手段として、私は友達と遊ぶことも大事だと思います。
楽しいが増えると心が元気になっていくのは大人も一緒ですよね。
こんな考えもあるんだなぁと思ってもらえれば幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
現在はZ会の中学受験コース小4コースをヒーヒー、
ブーブー言いながら 息子と二人で取り組んでます。
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